26歳の交換日記

1988年生まれのすみれとくみこの往復書簡

ほとんど無意味なわたし。(すみれ)

お仕事頑張ってね!もちろん無理に書くようなことではないよね、交換日記って(笑)

 

朝早く起きて(と言っても8時くらい)梨だけ食べて職安に行って、すぐとなりの映画館を通った時「あ、今日レディースデーや!」って急に思い出して職安帰りに思い立って『思い出のマーニー』を見る。レディースデーなのに1100円でショック。。けどまあ、帰りのアイスを我慢すればいいかとか頭のなかでけち臭く折り合いをつけて入館。映画が始まるまでずっとお金のことを考える。来月自分の預金通帳にいくら残っているか。。とかそういったことについて。映画はよかったよ!うん!思春期特有の自意識と夢と行き来する感覚が「ああわかるなあ」って。独特の正義感によるselfishな感じとか。個人的には『風立ちぬ』より好きだった。歴史とか、政治とかがテーマになっていると、どうしてもそういった社会的見解のずれとかを考えてしまうんだけど、純粋に美しかったし楽しかったし、いわゆる「ちょっと泣けた」って感じ。最近、ごちゃごちゃ忙しかったりしてイライラしていた頭の中が洗われた感じがしたわ。。帰りにカルディによってこの前福島の旅館で食べた「干し梅干し」の巨大パックが750円で売ってて、すごく欲しかったけど「節約しなきゃ…」と、無料のコーヒーだけもらって店を後にしました。それから駅近くの病院に行って、実はこのところ心配なことがあったんだけどあまりにもあっさり、2分くらいの診察で1000円とられてちょっと憤慨。そうそう、病院ってこういうところやってんなあ…と思い出しながらとなりのセイユーのパン屋を横目で見ながら通り過ぎる。いつも焼き立てパンの試食が並んでんのやけど、今日は何も置いてなかった。。そうやって帰宅してもまだ1時にもなってなくて、いつも午後から仕事のときはこのくらいの時間に出るから、「午前中から動けば仕事に行くまでの時間で職安行って映画見て病院よって町をぶらぶらすることまでできるのか!」と感激。いろいろ心配だったことが片付いた安堵でお昼ご飯を食べすぎちゃった。っていうか、なぜだかフルーツラムネ一袋くらい食べちゃった。。食べながら読んでた読売新聞の一面記事が『戦闘現場以外なら武器提供…米支援活動拡大へ』で落ち込んだ。結局、日本ってアメリカの属国なんだよなあ。「自分たちは戦争しないけど、戦争は絶対悪だけど、他人の戦争は応援する。それは正しい!」なんて理屈、本当にめちゃくちゃ。アメリカが軍事費削減しだしたから、日本がそれを負担するためのシナリオだよ。中国の挑発活動なんかよりよっぽど嫌だ。悲しい。わたしたちの中に息づいている倫理観は国家という壁の前に立って無力なんだろうか。よく思うけど、子どもに正義を押し付けるなんてこと、こんな社会を築いておきながらよくできるよな。。こんな矛盾の中で「清く正しく」なんて言葉、笑えるよ。子どものほうがよっぽど真実を知っているよ。それから9月の舞台のフライヤーデータ最終確認をしていたんだけど、気づけば猫を抱いて眠っていて、起きたら18時近くになっていたから、やっぱりわたしは効率的に一日を過ごすなんて無理なのかもしれない、と考えたわ。夕飯は、テラスハウス的に3人プラス猫一匹でテーブルを囲み、ライザップが2か月40万だっていう話で、(2か月40万だけど、1か月プラスすると追加で15万払わないといけないらしい。そして、生物学的に、1ヶ月でぐんと痩せても2ヶ月目は停滞期で最低でも3ヶ月は続けないと定着しないんだって。すごいビジネスモデルじゃない!)「40万っていう値段設定が絶妙だ」っていう話から、最後には気づけば「浅原彰晃の息子が学校入学を拒否された件」についてその是非をみんなで悩んでいて、食器が空になって唐辛子おかきをつまむころにはなぜかみんなして神妙な面持ちになっていました。それから今日考えたのはね、能年玲奈ちゃんがバラエティーすごい苦手なのに番宣のために引っ張り出されててものすごくかわいそうってこと。。この動画を見てしまってね。。負けないでね!今さっき、ようやく来月の芝居のフライヤーを業者に発注で来て安心。って思ったら、入稿直後になんと日付の誤りを発見。。ありえない。。朝一でいったん凍結の依頼を入れないと。気づいてよかったけど。この仕事は、それが一番怖いよ。紙ってウェブと違って完成してしまったら修正きかないものね。うう、納品されるまで心労はつづくけれど。。

 くみちゃんが一生懸命お仕事している間、26歳・フリーター・女優のわたしはこんな一日を過ごしておりました。

ふう、最後になんとなく、エンディングテーマ。笑

 


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