26歳の交換日記

1988年生まれのすみれとくみこの往復書簡

今日は、大切な日。(すみれ)

ハッピーバースデー!!

 

ね、ようやくほんとに「26歳の」って書けるね☆うふふ。よかった。今までなんとなく後ろめたいような気がしたんだよね。笑 くみちゃんはまだ25歳なのに「26歳の」というタイトルにしていることが。。

今日はどんな一日だったかなー?夏らしい空模様だったね。羊雲と筋雲と夕日と。抱負ある?わたし、誕生日に抱負とかもたなくなって久しいんだけど、どうなんだろう、みんなはどうなんだろ。とはいえやっぱり誕生日は特別。その数字が意味する運命も特別。今朝、正直言うとくみちゃんの誕生日だ!ということより「0729」は何かの大事な数字だ!といことが先に頭に浮かんだの。。前々からくみちゃんの誕生日はどちらの当番かなって思ってたんだけど。

 

大したことはできないけど、ささやかなお祝いしたいから、また近々会おうねえ☆あ、とりあえずパンケーキ、かな?:)

 

スマップ放置企画、ユーチューブでちらっと見てみたよ。たしかに、なんか腐ったようなよどんだ空気がたまってるねえ。。それで思ったんだけどさ、スマップがある日突然、キャンディーズの「ごめんなさい!私たち、普通の女の子に戻りたいんです!」会見よろしく、「もううんざりなんです!ぼくたち、普通のおじさんに戻りたいんです!」会見したら楽しいだろうなあって。芸能界からはめちゃくちゃに干されるだろうけど、それに負けないくらい彼らを応援したいっていう人たちが立ち上がって無防備な「おじさん」になってしまった彼らの盾になってくれるはずね。日本社会に巣食う病理に立ち向かってくれるような明るいニュースじゃない!アナ雪の「ありのーままのー自分になーるーのー」なんていう理屈の通らない安易な応援歌より全然勇気もらえるよ!泳げタイヤキくんを頭の中でエンドレスリピートさせながら毎日満員電車に揺られるオジサマ方の脳裏に一筋の希望の光が差し込むにちがいなし!!

 

とはいえ、彼らは”普通のおじさん”だった時代なんてないし、”普通の男の子”だった時代もほとんどないようなものだから「人間に戻りたい!」っていうのが一番しっくりくるかもしれないねえ。

 

なんて考えながら今朝テレビ見てたら、愛子様伊勢神宮にお参りされるっていうニュースがやっていて、「この女の子には、いざとなったら一切合財かなぐり捨ててそんなふうに叫ぶこともできるんだ!という一条の光さえない」という事実に胸が軋んだけれど、それよりも、そんな中でもきちんと成長していて、中学生になられてチェロ?とか演奏したり、それなりに楽しんでいらっしゃるようにお見受けできたことのほうになんだか深く感じ入りました。

 

渋谷のアップリンクで、「かみさまとのやくそく」っていう胎内記憶やお母さんのお腹にたどりつく以前の記憶について子どもたちが語るドキュメンタリーがやってて、めちゃくちゃおもしろいんだけどさ、そこではね、魂時代にお空の上で「どのお母さんから生まれようかなー」とか自分で決めて神様に相談してから滑り台に乗って地上に降りてきたっていう記憶を語る子供たちが幾人もいるの。北海道から沖縄まで、不思議とみんな似たような記憶を共有しているの。チャレンジ精神が旺盛だから、あえてつらい状況に飛び込む魂もいるし、お母さんを自分が笑顔にさせてあげたくて、わざわざ悲しそうなお母さんのところにやってくる魂もいる。産婦人科医の池川明さんの『子どもは親をえらんで生まれてくる』という本にも同じような体験談がいろいろあってね。本当にユニークでおもしろいの。

「そんなのは子どもの妄想に過ぎない」って、科学優先の今の世の中では一蹴する人がほとんどかもしれないし、実際確かめようのない話なんだけどね。でも、子どもたちは一生懸命語っている。池川先生の「子どもの話を否定することに意味がありますか?」という言葉が胸に刺さった。

もし愛子様が13年前に、お空の上でいまの皇太子様と雅子様を見下ろして「よっしゃー!ここにいったる!あたしがママを幸せにしてあげる!」って思って飛び込んできた魂だとしたら、とんでもなくすごいなあ。ぜひ、その大いなる魂を大切に生き抜いてほしいものだなあ。

 

| 映画「かみさまとのやくそく」公式サイト