26歳の交換日記

1988年生まれのすみれとくみこの往復書簡

今日のPMS=月経前症候群(すみれ)

すっかり遅くなってしまいまして。

いやはや、今日はなんだか散々な一日でございました。

朝いちで猫を病院に連れて行く予定でMと猫を連れて家を出たところでMとちょっとしたことで喧嘩。険悪なムードで動物病院に着くも「一時間待ち」ということでニャーオギャーオと泣き叫んでいる猫を連れていったん自宅待機。そのあいだも険悪なムードはつづく。動物病院から電話。猫の治療について。うちの猫ちゃんは高齢(16歳。わたしが10歳の時おねえやんと下水道から拾ってきた)から、食事療法とか胃薬とかいまいろいろやってるんだけど、病院からの言いつけをわたしが守っていなかったりして厳重注意を受ける。。結局病院は一週間延期になり、お昼はゆっくりになったんだけど、わたしの具合が急降下。この一週間なんとなく鬱っぽくて午前中は特に頭痛とか落ち込みがあったんだけど、今日のはすさまじくて、わたしは横になったまま涙を流し続け、「輪廻転生があるなら、もう今すぐ死んでもうちょっとまともな人間になって生まれ変わりたい・・・」とか真剣に考えてMには「セイリ前なので気にしないでください・・・」と言ったきりぎゃんぎゃん泣いて動くのもおぼつかなくて、昼食もいらないと言ったらわたしがダイエット中毒のせいだと心配されてよけいイライラしてPMSの症状をスマホで調べてみたら「なりやすい人の特徴」というのにほとんどあてはまるという事実になんとなく分かってたくせに愕然としてみながらうつらうつらしていたんだけど、明日なぜかわたしがムートンブーツのネットCMに出演することになってしまったので洋服とか秋物ひっくり返して探したけど全然なくて、夕方から芝居の稽古もあって、でももう今日は休もうかな・・・と散々悩んだんだけど、「すでに中だるみしてるのにここで休んだら来週までにいろいろ大事なことを忘れてしまいそうだ・・・」と自省して結局頑張って行って、まあ稽古中はまともにやって、何とか帰ってきてみたら、はじまっていたのでした。月のものが。こんなにすぐだとは思っていなかったのだけど。

不思議とそのころには精神も回復していて同居中のMちゃん(♀)に洋服借りてみたりして、ふたりで「夜中のファッションショーだね♪」なんて明日の撮影ためのコーディネートを考えて「わたしがMちゃんみたいに可愛かったらAKB目指す!」とか言いいながらキャッキャと過ごしたのでした。

本当に、わたしは常にホルモンだなんだとかに左右されていて、人間の意志なんて砂の山のようにもろく儚いものだと感じます。

 

いやでも、今日こんなにはげしく落ち込んだのは、福島旅行中に無理をしてビキニを着たりしたせいかもしれません。。

 

それからわたし、文学論の本なんて文学部にいながら一度も手に取ったことはございません。。わたしは文学部に5年半も籍を置きながら一体何をやっていたのか自分でもさっぱりわからないのですが、なぜか「文学部」が非常にしっくりくる人間であることにわれながらちょっと笑えるの。わたしも博識なくみちゃんを見習って読んでみようかな、そろそろ、ね。